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小鳥と鈴と、それからタワシ。

良くも悪くも1割の思考人間。いや、もしかしたら量産型女子大生。顔と性格と若さと身体とアイデアと実行力とユーモアとモノマネと女子力のなさだけが取り柄。

弔い

一羽の鳥が、人通りの真ん中で冷たくなっていた。
男性二人がそれを見て立ちすくんでいた。
一人の男性が、両手でその鳥のからだをそっと持ち上げ街路樹の土に還していた。人通りからどかすためではない、優しい弔いだった。
それにしても、外傷がなく本当に眠っているようだった。
人の間ではクリスマスの今日、その鳥はあまりに美しく死に、人の手によって葬られていった。