小鳥と鈴と、それからタワシ。

良くも悪くも1割の思考人間。いや、もしかしたら量産型女子大生。顔と性格と若さと身体とアイデアと実行力とユーモアとモノマネと女子力のなさだけが取り柄。

昨日が本当の別れなのかも知れない。
「居場所が欲しい」といわれた。
なんだそれ、と思った。
たねまをはじめ、私たちの関係はなんなのだろうか。
あの歳で足るを知る必要もないかもしれないけれど、とりあえずお互い中途半端で未熟だと思った。
努力しているし、真面目だとは思うけれど、所詮私たちは小手先のテクニックで繋がれた仲だ。

とりあえず、答えがなさすぎて、別れてからの半年以上を中途半端に過ごしすぎた。泣いてせがむほどでもなければ、冷却期間を置こうとか、絶縁しようとかもなく、ただ身を流れにまかせていた。