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ふみみが、来月の家賃をふたり分、払ってきた。
赤の他人と暮らすということ。案外悪くない、むしろひとり暮らしよりわたしは向いていると思う。
一緒に住みたいと思うひとがいて、そして思ってくれるひとがいる。まあ大層なことではないのかもしれないけれど、幸せだ。
いままでは、わりと、自分なりの生活スタイルを守っているひとと付き合うことが多かった。
それは、こだわりのない私と真逆であり、対であり、相補の関係。
それが、理屈的にも、良いんだと思ってた。
だけどやっぱり結局、私がなんとなくふみみを初の同棲相手に選んだのは、お互いが本来口だけで人任あせなぶん、これから中途半端なりに意見を出し合って本音でぶつかり、協力しあえるから。が一つの理由だと思う。
あんなにはりきって、同棲イコールセックスだと思ってたのに、仕事で疲れてるのかさいきんすぐに寝てしまう。睡眠までもが9時5時。笑
まあそれでも、ちゃんとふみみが帰ってきてて、となりで寝てるとなんだかんだ安心する。彼氏でもなんでもないんだけど。
この日記にオチはないですが、まあとりあえず幸せっちゅーことですたい。